はじめに
冬になると、
「寒いけど散歩しなきゃ」
「行かないのはかわいそう」
そんな気持ちに引っ張られがちです。
でも冬の散歩は、無理をしないことも立派な選択。
大切なのは、「何をするか」より「どう過ごすか」だと思っています。
ここでは、冬のお散歩で“できること”をポイントごとにまとめます。
① 無理をしない距離と時間を選ぶ
寒さは、体力を想像以上に奪います。
・歩く距離を短くする
・時間を少し早めに切り上げる
・気温や風の強さでお休みする日があってもOK
散歩は「毎日同じでなくていい」。
今日は短く
今日は行かない
今日は外の空気を吸うだけ
そんな選択も、ちゃんと散歩です。
② 室内と外の寒暖差をやわらげる
冬は寒暖差が体への負担になります。
・暖かい室内から、急に冷たい外へ
・散歩後、急に暖房の効いた部屋へ
散歩前後は玄関などで少し温度にならす時間をつくると◎
体にとっては、「寒さ」よりも「急な変化」のほうが負担になります。
③ 防寒は「外だけ」で調整する
服を着せる場合は、外に出るときだけが基本。
室内では服を脱ぎ、外で防寒することで体温調節の力を奪いにくくなります。
ずっと着せっぱなしにしないことで、犬自身のバランス感覚も守れます。
④ 足元をいたわる
冬の地面は冷たく、犬の体は下から冷えやすいです。
・冷えたアスファルト
・霜や雪
・冷たい土
帰宅後は、少し温めたタオルで足先を包むのがおすすめ。
血流を促し、体全体の冷えをやわらげてくれます。
⑤ 冬のお散歩でも水分補給を
冬でも、水分補給は大切。
ただし、冷たい水は体を冷やしてしまいます。
冬は常温も冷水と同じ冷たさ。
・ほんのり温かい水
・茹で野菜の煮汁など
体の中から温めることで、冷え対策にもつながります。
散歩中に飲むものも、「冷やさない工夫」を。
⑥ お散歩の目的を「歩くこと」だけにしない
冬の散歩は、距離や時間よりも質。
・外の空気を感じる
・においを嗅ぐ
・一緒に景色を見る
歩かなくても、立ち止まる時間が多くてもいい。
外に出て、世界を感じるだけでも十分です。
⑦ 帰宅後は「温め直す」
散歩後は、体が冷えていることも多いです。
・足先を温める
・あたたかい水分補給
・床冷えしない場所で休ませる
「散歩して終わり」ではなく、帰ってからのケアまで含めてお散歩。
冬の散歩は「がんばらない」が正解
冬のお散歩は、がんばるものでも我慢するものでもありません。
無理をしない
冷やさない
急がせない
できることを選ぶ。
できない日は休む。
その積み重ねが、愛犬の体を守り、一緒に過ごす時間を心地よいものにしてくれます。