はじめに
朝起きて、なんとなく喉がイガイガ。
鏡を見ると肌も少しカサついている。
そんな日が増えると、「あぁ、冬がきたな」と感じます。
冷えと同じくらい、冬に気をつけたいのが“乾燥”。
でも実は、肌や喉だけじゃなく、心までカサつかせるのが乾燥なんです。
空気が乾くと、心も張りつめる
湿度が下がると、体の水分も奪われていきます。
すると呼吸が浅くなり、思考もせわしなくなっていく。
「なんだか落ち着かない」「イライラしやすい」と感じるのは、もしかしたら心の乾燥サインなのかもしれません。
「空気を整える」ことで、暮らしがやわらぐ
加湿器を置くようになって感じたのは、部屋全体の“空気の質”が変わること。
湿度があると、同じ温度でも暖かく感じるし、朝起きたときの喉の違和感がぐっと減ります。
植物もイキイキして見えるし、チャナの寝息も気持ちよさそうで、なんだか安心。

わんこも乾燥する
水分を摂らなくなる子もいるので、あまり飲んでいないと感じたら、野菜スープなどを温めてこまめにあげてくださいね。
乾燥が続くと、わんこも静電気が起きやすくなるので、チャナにも優しい湿度を保ってあげたいと思っています。
加湿器を置く位置と、お手入れの工夫
加湿器は床に置くと結露やカビの原因になることがあるので、本当は高さのある台にのせておきたいところですが、チャナが倒したり、地震で倒れたりしたときのほうがちょっと怖いので床に直接置いています。
お手入れは週に1~2回程度。
タンクの水を入れっぱなしにせず、しっかり洗う。
それだけでも、清潔に長く使えます。
ぬるぬるする前に洗います。
湿度があるだけで、気持ちも整う
加湿器の湯気を見ていると、ふっと呼吸が深くなっていくのを感じます。
まるで空気そのものが「大丈夫だよ」と包みこんでくれるような。
乾燥を防ぐことは、「自分をいたわる小さな習慣」でもあるんだと思います。
無理に完璧なケアをしなくても、湿度を保つだけで、体も心も少しずつ軽くなる。
そんな“空気を整える暮らし”が、わたしとチャナの秋冬の定番です。